2012年5月27日日曜日

オーディオ変調小型SSTC 量産用試作機

オーディオ変調小型SSTC 量産用試作機 Ver. 2.4


NT京都以来 だいぶ更新していませんでした。
長らくお待たせしました!

今回はオーディオ変調FBTでなく、オーディオ変調変調SSTCだ。

使用している半導体素子は 
MOFET=19N20C
駆動電源電圧=DC60V
制御電圧=DC15V

共振周波数=832kHz

このオーディオ変調テスラコイルの特徴はオーディオ変調FBTよりも大きな音を発生できる。そしてホットとアースの2極の電極を必要としない。

ちなみに、量産用試作機ということで 
すでに基板作成まで終わっている。
↓これがその基板だ
基板は感光基板によるもので、一枚で2台分の回路となっている。
使用時は2つに割り使用することができる。
基板のパターン作成はDesignSparkを使用し作成している。


なお 改善点は素子の発熱である。
そして簡易化をすることが2つ目の改善点となる。

最後に作動中の動画を入っておく。↓


1:50ぐらいが 出力を最大にしています(60V供給)

今回はこれまで。

まったく関係はないが、Raspberry Pi Model B を使ってみたいなw


アイロン転写で基板制作

2013/11/15 追記
続編あります → フリスクUSB-DACとクッキングペーパーエッチング

こんにちは、kohtaです。

現在オーディオアンプを作ってまして、それのプリント基板を制作しました。
普通、プリント基板を作るときは、感光基板を使いますが、感光基板は高価なので、
アマチュアの間で有名なアイロン転写を行なってみました。

安く作れますが、何かとメンドイ作業が多いです。


パターン図はEagleで作成
ただしフリー版のEagleは、厄介な100mm * 80mmの基板サイズ制限があるので、
でかい基板は複数枚描いて最後に繋げることにしました。


そしてレーザープリンタで濃度最大でdpi最高で印刷。
パターンは反転させておきます。



最初は普通紙でアイロン転写してみたが、失敗。
OHPシートでなんとか転写できました。アイロンの温度は中と高の間、
トナーが白っぽくなると転写できてるようです。何度か実験してコツを掴めば成功率UPします。
基板は磨いておくと良い。

OHPシートにPVA(洗濯のり)を塗るのも試しましたが、うまくいきませんでした。
PVAの濃度が悪いのかも



パターン切れとベタはマジックで修正


大きい基板だとシートが縮んでずれる( 170mmで-1mm )が、根性で頑張る




エッチングする




これはトナーが広がってパターンがショートして失敗。後でPカッターで修正。



#800ぐらいの耐水ペーパーでトナーを落とす。(シンナーでも落ちるらしい?)



ひたすら穴あけ (一番辛い)




完成!!\(^o^)/
ベタパターン部分のトナーは落とす必要がないことに気づいたのは、最後の基板でした…



今後の課題

OHPシートは結構高いので、良いシートを模索中。
クッキングペーパを使ってみたのですが、薄い・滑る でプリンタに詰まってしまいます。
途中まで印刷できたので実験してみるとやはり良い感じ。まともに印刷さえできれば、もっと楽に転写できそう。業務用だとコスパも良し。

ぶどう紙は試してませんが、成功例が数多くあるので実験してみたい。


A4サイズにカットして印刷してみたものの

案の定詰まる。


参考文献
アイロン転写プリント基板 - ほっけみりん Wiki* 
コンビニコピーでプリント基板の製作
インクジェット紙アイロン熱転写
アイロン道場
DIY49