2013/11/15 追記
続編あります → フリスクUSB-DACとクッキングペーパーエッチング
こんにちは、kohtaです。
現在オーディオアンプを作ってまして、それのプリント基板を制作しました。
普通、プリント基板を作るときは、感光基板を使いますが、感光基板は高価なので、
アマチュアの間で有名なアイロン転写を行なってみました。
安く作れますが、何かとメンドイ作業が多いです。
パターン図はEagleで作成
ただしフリー版のEagleは、厄介な100mm * 80mmの基板サイズ制限があるので、
でかい基板は複数枚描いて最後に繋げることにしました。
そしてレーザープリンタで濃度最大でdpi最高で印刷。
パターンは反転させておきます。
最初は普通紙でアイロン転写してみたが、失敗。
OHPシートでなんとか転写できました。アイロンの温度は中と高の間、
トナーが白っぽくなると転写できてるようです。何度か実験してコツを掴めば成功率UPします。
基板は磨いておくと良い。
OHPシートにPVA(洗濯のり)を塗るのも試しましたが、うまくいきませんでした。
PVAの濃度が悪いのかも
パターン切れとベタはマジックで修正
大きい基板だとシートが縮んでずれる( 170mmで-1mm )が、根性で頑張る
エッチングする
これはトナーが広がってパターンがショートして失敗。後でPカッターで修正。
#800ぐらいの耐水ペーパーでトナーを落とす。(シンナーでも落ちるらしい?)
ひたすら穴あけ (一番辛い)
完成!!\(^o^)/
ベタパターン部分のトナーは落とす必要がないことに気づいたのは、最後の基板でした…
今後の課題
OHPシートは結構高いので、良いシートを模索中。
クッキングペーパを使ってみたのですが、薄い・滑る でプリンタに詰まってしまいます。
途中まで印刷できたので実験してみるとやはり良い感じ。まともに印刷さえできれば、もっと楽に転写できそう。業務用だとコスパも良し。
ぶどう紙は試してませんが、成功例が数多くあるので実験してみたい。
A4サイズにカットして印刷してみたものの
案の定詰まる。
参考文献
アイロン転写プリント基板 - ほっけみりん Wiki*
コンビニコピーでプリント基板の製作
インクジェット紙アイロン熱転写
アイロン道場
DIY49
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