2011年12月7日水曜日

フライバックトランスのピンアサインのお話

はい 全裸でアーク放電をやっていた変態さんが来ましたよ。
だって暑いんですもん。室温30度あったんですもん。ヒーター効きすぎワロw
いや、さすがにパンツははいてましたよ。
とかいいながら記事の最初は寒いで始まっているんですがwww

*この記事は http://blog.livedoor.jp/wata_net/archives/1848692.html のコピーです。

どうも wataです。
ここ最近とても寒くなってきましたねぇ。 寒さで死にそうです。


・・・なんかいい挨拶が思い浮かびませんでしたので本編いきます。

最近何台もブラウン管TVからフライバックトランス(以下FBT)を摘出してきて、ピン配置のパターンがだいぶつかめてきましたのでまとめようと思います。
まずはFBTのピン番号
22

一般的なFBTは大体このようになっているはずです。 特殊なものや古いものは違う場合があるかもしれません。

ではまずは1次側巻き線の探し方から。
以下の条件に当てはまると1次側巻き線の片方の可能性が高いです。
1. 1番ピンである。(ほぼ100%)
2. パワートランジスタのコレクタにほぼ直結してあり、直結してあるトランジスタの用途が水平偏重出力用である。
3. 基板にそこのピンだけシルクで覆われていたり、高圧注意という趣旨のことが書かれていたりする。
4. シルクでCとかCOLとかHVとか書かれている。
くらいですかね。

もう片方は・・・
1. 基板にB+とか115Vとか書かれている。
2. 2,4,5,6ピンのどれかである。
3. パターンをたどるとW数の大きめの抵抗を介して高耐圧な電解コンデンサがGNDとの間に接続されている。
4. さらにパターンをたどっていくとダイオードとインダクタを介してスイッチング用のトランスにたどり着く。
5. さっき見つけたピンと導通している。
かな。

2次側は・・・
1. 基板にABLと書かれている。
2. 9,10,11ピンのどれかである。
3. FBTのどこのピンとも導通していない。(ここでNCピンとフォーカス・スクリーンの可変抵抗につながっているピンの3択に分かれる)
4. W数の大きめの抵抗を介してGNDにつながっている。
くらいか。

1次側巻き線でも2次側でもないピンは・・・
1. GNDにつながっているピンと、そのピンと導通しているピン。
2. 12ピンもしくは中途なところから出ているピン。
3. どこにもつながってないピン

これくらいあればFBTのピン判別もだいぶ簡単なんじゃないでしょうか。

ちなみにとあるFBTのピン配置の例。
1. C トランジスタのコレクタへ
2. 115V 電源へ
4. 200V
5. H1 ブラウン管のヒーター用巻き線
6. H2 ブラウン管のヒーター用巻き線 GNDへ
7. -15V 8ピンと導通
8. E -15V端子と+15V端子とコモン GNDへ
9. +15V 8ピンと導通
10. NC 接続なし
11. ABL 2次側
12. フォーカス・スクリーンの可変抵抗につながっているピン

以上

次回予告
image01

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